コスメコンシェルジュ北口ちかこの美容ブログ

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お肌ってどうなってるの? Part2

こんにちは*

元美容部員・現在ライターとして活動している北口ちかこです♪

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今回は前回に引き続いてお肌の構造についてお伝えします! 今回お伝えするのは角層の下にある顆粒層・有棘層・基底層です♪

 

【顆粒層】

角層のすぐ下にある層になります。細胞の中の細胞核が顆粒状になっていることから「顆粒層」という名前がついています。細胞核が顆粒状になっていることで光を屈折してくれる働きがあります。そのため紫外線をお肌の奥まで入っていくのを防いでくれるのです。さらに角層で重要な役割があるとお伝えしたNMFと細胞間脂質を作り出してくれるのも顆粒層になります。

 

【有棘層】

この層にある細胞は棘がついているような形をしているので「有棘層」という名前がついています。棘があることから刺激を感じるのもこの層になります。数層~10層でできており、表皮の中では一番分厚い層となっています。細胞の間にはリンパ液が流れており、栄養を送ってくれる役割があります。細胞を作り出してくれる基底層の近くにあることから少し縦長で多角形の形をしていますが、顆粒層に近くなるにつれ平べったい形に変化します。

 

【基底層】

先ほど少し登場した基底層は細胞を生み出してくれる細胞、いわゆる母細胞がる層になります。母細胞ははケラチノサイトと言います。ケラチノサイトが細胞分裂し、徐々に押し上げられていくのです。基底層にもう一つ存在する細胞はメラノサイトです。メラノサイトはお肌の色を決めるメラニンを作り出してくれます。

 

基底層の下は真皮になりますが、表皮と真皮の間に基底膜という膜があります。基底膜は表皮と真皮を強く結びつけてくれるもの。そしてお肌が外部刺激によるダメージから守ってくれるものなんです*

 

Part2までで表皮のことについてお伝えしました♪

次回はその下にある真皮につしてお伝えしたいと思います*

どうぞお楽しみに!